裁判員制度


 まったく、誰がこんな馬鹿馬鹿しい制度を考えたのか。いや、問うまでもなく答えは明確。取材源の拡張が職業的本能となっているマス・メディア。
 裁判員制度が有害無益なことは、裁判には同一事態に対する同一判断が何よりも求められること、そのために三審制が設けられていること、を理解している通常人であれば分かっているはず。
 本来的に暇人の集まりであるべきマス・メディア(事件が生じれば忙しくなる消防士的存在)は一般人が如何に忙しいかを理解していない。その連中が取材源の拡張を狙って、「裁判官は弁明せず」を奇禍として、「国民の声が届かない司法」キャンペーンで手に入れたのが裁判員制度。後援会が反対しないことはOKしてしまう政治家も問題だが、それ以上に問題なのは、やはりマス・メディア。
 とは言っても、今後、問題が浮上すること自体、マス・メディアの飯の種なんだから、言ってもせんないこと。
 通常人にできることは、インターネットの普及による売文業者としてのマス・メディアの死滅を願うことだけ。というか、この制度は20年後には無くなっているはず。



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